ついに最終巻ですねー…。長かったような、短かったような。
でも去年の9月から毎月1冊づつ出して、11月で完結です。って言ってたことを思い出せば、長かったで良いんでしょうかね?(にこ
それでは感想に行ってみましょー!!(誰も読まないけどね…(自己満~
っていうか、ぶっちゃけ本の文ほぼそこまま写してるだけーみたいな!ダメすぎっ!!(わかってるなら何とかしろ
あ、言うまでもなく、かなりネタバレですのでー!!
前巻で、宴九段(うたげ・くだん)こと滋賀井統乃(しがい・とうの)から、久渚友(くなぎさ・とも)が近いうちに死んでしまうと聞いたいーちゃん(主人公)は急いで友のもとへ。
もともと生きていることすら奇跡だった友の体は既にもう限界らしい。
「わかってたことじゃない」
さらりと、何でもないように告げる友に、
大丈夫だって言ったじゃないか。といーちゃんは反論するが、
「あれはねー。ちょっと失敗したよ。いーちゃんに余計な希望もたせちゃったし。
最初はね。すぐに撤回するつもりだったんだ。でもね――――
いーちゃん、喜ぶんだもん」
そりゃ喜ぶだろ。今まで友に対してのいーちゃんの反応見てたらそうだろうがよ…。
しかし、話はどうもそう簡単ではないらしい。
いーちゃんの妹は友のために殺されたようなものだったようで、最初いーちゃんは復讐目的で友に近づいたそうだ。
それでも、いーちゃんは本当に友が好きで、友のためなら誰でも殺せるくらい好きで。他のすべてが嘘でも、それだけは本当。
生きていける可能性はあると聞くと、意気込んで問いかけた。
しかしそれに対する友の答えは
「でも、ゼロじゃないって意味だよ。
それなりの代償は伴う。愚鈍と言って差し支えない領域にまで、僕様ちゃんの知能は落ち込み、陥るだろう。視力はまず、ほとんど失われるだろうし―――きっと、髪も、黒くなっちゃうね。凡人以下だ」
と、冷たいと言ってもいい返事で、いつも通り微笑ながら続ける。
「僕様ちゃんのものは僕様ちゃんの手元においておく――それは僕様ちゃんの主義だったけど、いーちゃんだけは解放してあげることにしたの」
「…なんで」
「だから、好きにしていいんだよ
助けたい人がいるんでしょう?僕様ちゃん以外に――大切なものが、いっぱいできたんでしょう?だったら、いーちゃんは、そっちを大事にしてあげなくちゃ」
「でも、友。ぼくにしてみれば、お前の方が、ずっと大事で――」
「ふうん。だったらさ」
「だったら一緒に、死んでくれる?」
「いーちゃんが一緒に死んでくれたら、嬉しいな」
「嫌だ」
「それは、できない」
友は心底残念そうに、はにかんだ。
「電池――切れちゃったね」
「ごめん…本当に、ごめん。今、ぼくは、もう、死ぬことなんて――できない。」
「じゃ……せめて
約束してよ、いーちゃん。そのお友達のことだけは、ちゃんと守るって」
「ああ、誓うよ」
軽く微笑んで。可愛い笑顔で。
友は六年前に、いーちゃんにかけた、呪いを、解く。
「いーちゃん、きらい」
そして、彼女は去って行った。
「好きなのになあ」
空を見る。
青い空を。
青い空は――好きだ。
いーちゃんが空を眺めていると、ふいに声がかかった。
「なんか、俺にできることはあるか?」
気がつくと、零崎がいーちゃんの隣に腰を下ろしていた。
珍しく、にやにやとしたあの笑みを、浮かべていなかった。
「……そうだな。
とりあえず、黙ってそこにいてくれ」
さようなら、久渚友。
お前は死ね。
ぼくは、お前を殺して生きる。
そして、いーちゃんは想影真心(おもかげ・まごころ)を守ることだけを考えることにして、友のマンションを去って行った。
しかし、いーちゃんが零崎を連れてアパートに戻ると、そのアパートは何故か全壊。
住人の姿もない。
いい感じに錯乱しかけたいーちゃんだが、アパートを崩壊させたのは、守るべき対象である真心だという情報に耳を疑う。ちなみに住人達は皆ケガをして病院送り。
現状を教えてくれた刑事の斑鳩数一(いかるが・かずひと)に
「怖いんだよ、お前が。だから、どっか行っちゃえよ」
と、いーちゃんファンに刺されそうな発言をされ(っていうか私が刺します)、普通に傷つくいーちゃん。
数一が去った後に、零崎に慰められてしまいました…
「気にすんなよ。凡俗の言うことだろ」
「そう開き直れたら楽なんだけどね。」
「かはは。一人で悩んでんじゃねーよ。お前にゃあ俺がいるじゃねえか
俺はお前を助けるために、京都くんだりまで、またやってきたんだ。遠慮せず頼れよ」
何だこの親友みたいな会話。
いーちゃんと零崎に、いや
戯言に有るまじき会話だ!!!(こら
しかし当然とばかりに茶化して流すいーちゃん。やべぇ、プロだ…!!(何の
とりあえず、病院に皆の様子を見に行くことに決まり、さっそく歩き出すご両人。
ところがそこにベンツが突っ込んできた。
そのベンツに乗っていたのは、かつての敵で、いーちゃんの戯言により寝返ってきた(くれた?)絵本園樹(えもと・そのき)と右下るれろ(みぎした・るれろ)。
ちなみに零崎は晴れの日にレインコートに長靴、という絵本さんのエキセントリックな格好に本気でビビり、逃げる準備万端の様子。
そして、そのベンツには他にも二人の姿が。
それは、いーちゃんのことを「俺の敵」と言い張って戦いをしかけてきていた西東天(さいとう・たかし)こと狐さんと、その狐さんに攫われた哀川潤(あいかわ・じゅん)だった!!
つづく!!
…すいません、ごめんなさい!石投げないでください!!
だってどんだけ書いても終わらない…。つくづく私ってまとめる能力皆無だなぁ……(遠い目
これでまだ半分行ってないってどうよ…!?
はい、ごめんなさい。私が悪いです。。。
頑張ります…。とりあえず、これだけは誰も読んでくれなくても感想書ききります。
だって最終巻ですからねー!!!
っちゅーわけで、ここまで見てくださった奇特な方。よろしかったら、続きもおつきあい下さ~い!!;;